(セ・リーグ、広島17─3DeNA、9回戦、広島8勝1敗、8日、マツダ)広島がともに今季最多21安打17得点でGW最終戦を大勝で飾った。ヤクルトに敗れた巨人と入れ替わり、2位に浮上。試合後の佐々岡真司監督(54)の主な一問一答は次の通り。
──打線は見事なつながり
「初回、いいつながりで勢いに乗った。初回(1番のD3位・中村)健人がフォアボールを選んでキク(菊池涼)がバスターエンドランを決めてくれた。そのつながりが一番大きかったと思いますね」
──今季最多1試合5本塁打(西川、D6位・末包、マクブルーム2本、小園)。今まで出なかった
「打線というのはわからないもので、こういう展開がずっと続けば、ホームランが出て何もすることはない。基本はピッチャーがしっかりとね、守備でも今日もちょっと(2失策が)出ましたけど、その辺は勝ったときこそ締めていきたいと思います」
──D6位・末包が四回に満塁本塁打。持ち味が出た
「あそこで一発という魅力がある選手。使っている以上、期待に応えてくれてうれしい」
──球団の新人満塁本塁打は1992年の町田以来、30年ぶり
「満塁ホームランというのはなかなか見られるものではないですし、一気に4点が入るので大きい。彼は三振がありますけど、それが魅力でもある。日々成長していってほしいと思います」