「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる漫画家、荒木飛呂彦さんが8日にNHK Eテレで放送される「日曜美術館」(前9・0)に出演する。
今年で46年目となる同番組。古今東西の“美”は、時代ごとに新たな意味を持って立ち上がってくる。そんな“美と時代の出会い”を届けていく。司会は、作家で早稲田大教授の小野正嗣さんと同局の柴田祐規子アナウンサー。
8日のオンエアでは「まなざしのヒント メトロポリタン美術館編」と題し、西洋絵画を鑑賞するときのポイントを伝授。
美術が好きと公言する人でも「印象派以前の作品って、めっちゃハードルが高いんだよなぁ~」と感じる人は多いはず。特にキリスト教に基づく宗教画、日本の歴史的にタブー視されてきたヌード、そして、一見何の変哲もない日常が描かれている風俗画(寓意画)には、食指が動かない人も少なくない。
しかし、そんな作品でも、ちょっとした知識やコツを知っていれば、グッと面白く感じられ、より深く楽しむことができる。そんな「知識」や「コツ」を教えてくれるのは、東京大学教授で西洋絵画鑑賞の指南書「まなざしのレッスン」の著者、三浦篤さん。さらに臨時特別講師として荒木さんも登場する。