ワールドレディスサロンパス杯第2日(6日、茨城・茨城GC西C=6680ヤード、パー72)首位と7打差の15位から出た青木瀬令奈(29)=フリー=が、この日のベストスコアとなる68で回り、通算5アンダーで首位と1打差の2位に浮上した。
インの10番から出た青木は3メートルを沈めた12番など4つのパー5ですべてバーディーを奪うなど5バーディー(1ボギー)をマーク。初出場で4位に入り、初のシード獲得に大前進した2015年大会を「私の人生を変えてくれた。特別な気持ちで臨んでいる大会」と話すプロ12年目に、メジャー初制覇のチャンスが訪れた。
初日首位の山下美夢有(20)=加賀電子=は1バーディー、2ボギーの74とスコアを2つ落としたが、通算6アンダーで単独首位をキープ。首位と3打差の3位には昨季賞金女王の稲見萌寧(22)=Rakuten、安田祐香(21)=NEC=ら4人が並んだ。
通算6オーバーの57位タイまでの67人が決勝ラウンドに進み、初日104位と大きく出遅れた西郷真央(20)=島津製作所=は、2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの76と崩れ、通算11オーバーの99位で今季初の予選落ち。ラウンド後は涙が止まらず、「不甲斐ない一日だった」と話した。