(セ・リーグ、中日1―0阪神、6回戦、中日4勝2敗、6日、延長十回、バンテリンD)中日は大野雄が10回1安打完封し、十回に石川昂が中前サヨナラ打を放って勝利した。試合後の立浪和義監督(52)の主な一問一答は以下の通り。
(TVインタビュー)
――熱戦を振り返って
「結果的にサヨナラで勝ちましたから非常にうれしいですし、大野雄が九回完全というところで、本当はあそこで勝ちがつけばよかったんですけど、ただ十回へは自分で『もう一回、行かせてくれ』と。(相手の)打順的にも上位からでしたから、ピンチの場面でよく踏ん張ってくれて、結果、勝ちがついたことが何よりもよかったです」
――大野雄の投球はベンチからどう見ていた?
「球も走っていましたし、ツーシームも非常によかったですし。(阪神・青柳と)両投手ですよね。本当に投手戦という、まさに。そういう両投手がいい投球をしていましたから、どっちが勝ってもおかしくなかったんですけども、最後、ああいう形で勝てたことが一つ、チームの力になっていけばいいなと思いますね」
――石川昂が試合を決めた
「あのケース(1死満塁)は外野フライでもいいわけですし、内角のツーシームがくるというところで。初球はファウルになったんですけど、よかったなと。打ちに行った結果、少し甘くなった結果がいい方向に飛んだのかなと思います」
(囲み取材)
――大野雄は八回も打席に立った
「いろんな作戦を考えたんですけど、初球のファウルを見て、もしかしたらと、なんとなしに(思った)。実際にいい当たりを打ちましたし、がむしゃらな。あのまま勝ちがつかないと申し訳なかったですけど、結果、勝ちがついたので良かったです」
――連敗ストップ
「横浜で2つ嫌な負け方をしましたし、こことビジターではガラッと野球が変わってしまうんですけど。きょうはきょうで良かったですけど、ビジターでも強くなれるように、チームも力をつけていかないといけないと思っています」