DeNA・入江大生がプロ初勝利 「こどもの日」に子供の頃の夢かなえた右腕の〝原点〟とは

サンスポ
待ち望んだ歓喜の瞬間。入江(右)が2年目で初勝利をつかみ、三浦監督に祝福された(撮影・荒木孝雄)
待ち望んだ歓喜の瞬間。入江(右)が2年目で初勝利をつかみ、三浦監督に祝福された(撮影・荒木孝雄)

(セ・リーグ、DeNA10-2中日、6回戦、DeNA5勝1敗、5日、横浜)DeNA・入江大生投手(23)が5日、中日6回戦(横浜)の七回に4番手で登板。2回1安打無失点、4奪三振でプロ初勝利を挙げた。右肘の手術を乗り越え、今季は中継ぎとして1軍に定着。「こどもの日」に、幼少期からの夢をかなえて節目の1勝を挙げた2年目右腕の足跡に迫った。(取材構成・浜浦日向)

悩み、苦しみ、手にした1勝。記念球を手に、入江は満員のスタンドを見渡して目を潤ませた。

「最高です。いやぁ、本当に。ここに立って、ファンの人の顔が見られて本当にうれしい」

7―1の七回に登板。先頭に内野安打を許したが、最速154キロの直球とフォークボールで後続を3者連続三振に斬り、八回も三者凡退で相手の反撃への意欲を断った。

入江が小学生の時に書いた文集。「有名になってプロになりたい」という夢を現実にした(本人提供)
入江が小学生の時に書いた文集。「有名になってプロになりたい」という夢を現実にした(本人提供)

子供の頃から目立ちたがり屋だった。リレーならアンカー、合唱コンクールなら指揮者、少年時代の夢はメジャーリーガー。文集には「十年後、豪速球を投げる怪物としてメジャーリーグで活やくしています」と記した。栃木・作新学院高3年夏に全国制覇。清原和博(PL学園)らに並ぶ3戦連続本塁打という甲子園記録も打ち立てた。

しかし、明大進学後は壁にぶつかった。「野球から離れていた部分はありましたね」。野球をやめてしまうのでは…と周囲を心配させたが、帰省時に小中高の同僚らに激励され「応援してくれる人がいる。期待に応えたい」と意識を変えた。

ドラフト1位で入団した昨季は4戦全敗。8月に右肘のクリーニング手術を受けた。同期の牧が大活躍する中、投球すらできない日々。しかし、葛藤はあったても、もう心は折れなかった。リハビリに励み、その牧とお立ち台で並んだ。

「いろいろな方が支えてくださり、何とか初勝利できて良かった」。入江には、やはりスポットライトがよく似合う。

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