(ウエスタン・リーグ、広島─阪神、5日、由宇)2軍調整中の阪神・藤浪晋太郎投手(28)は実戦復帰2度目の登板で44球を投げ4回1安打無失点と好投。打者13人から5三振を奪い、無四球と安定感が光った。
最速154キロの直球を軸にカットボール、カーブ、ツーシーム、スプリットをテンポよく投げ込んだ。6─0の四回2死で野間に右越え三塁打を浴びたが、林を難なく三球三振に仕留めスコアボードにゼロを並べた。
2年連続開幕投手を務めた今季は3試合に登板し、0勝1敗、防御率6・00。4月に新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受け離脱した。前回4月29日のウエスタン・ソフトバンク戦(筑後)で実戦復帰を果たし、2回1安打無失点、5奪三振と全快をアピールする内容だった。