1日500円 市役所地下にテレワーク空間

産経ニュース
阪南市役所の地下に開設されたテレワーク空間「サラダステーション」
阪南市役所の地下に開設されたテレワーク空間「サラダステーション」

大阪府阪南市は市役所地階にテレワーク空間「サラダステーション」を4月に開設した。無料Wi-Fiや複合機を備え、オープン席のほか個室、会議室計約30席を設けている。駅に近い立地と自然を感じられる設計が特徴で、市はビジネス創出や移住促進、地域活性化につなげたいとしている。

テレワーク空間は、市役所本庁舎で令和2年8月に営業終了した食堂跡スペースを改修。総事業費約5千万円で、全額を新型コロナウイルス対策の臨時交付金を含む国費でまかなった。南海尾崎駅から徒歩3分の好立地が主な開設の理由という。

一般的なテレワーク空間に比べて広いわけではないが、個室、オープン席、会議室はそれぞれ山小屋、野原、ビーチといった自然をイメージして設計。予約なしで利用でき、個室とオープン席が1日500円、会議室は1時間500円と料金も低く設定した。会議室は1万5千円で月単位の利用も可能。

新型コロナによる外出自粛で全国的にテレワークが広まり、大阪や東京などの都市圏から離れた場所でも同じ仕事ができるとの認識が拡大している。同市などが位置する大阪府の泉州南部地域では、南海貝塚駅前(同府貝塚市)で民間によるテレワーク施設が営業しているが、市役所での開設は珍しい。

阪南市は大阪中心部や関西国際空港とのアクセスの良さを生かし、都市圏からの「移住・定住の支援」を重点施策としている。担当者は今回のテレワーク空間開設で「企業マッチングなどのイベントも開催し、都会から地方へ新しい人の流れを創出したい」と意気込んでいる。

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