〝黄金月間〟のスタートだ!! ヤクルトは2日、先発投手陣が神宮外苑で練習を行った。3日からの阪神3連戦の初戦に先発する小川泰弘投手(31)は、ここまで4試合に登板し、0勝2敗、防御率5・68。3月25日の開幕戦(京セラ)で3回4失点と苦しめられた相手に「やり返したい」とリベンジを宣言した。チームは過去10年間(6月に開幕した2021年を除く)の5月の月間成績は14年を除いて勝ち越しなし。エース右腕が今季初勝利をつかみ、一気に鬼門を突破する。
新緑に包まれた神宮外苑で、小川が虎退治を誓った。3月25日の開幕戦では3回4失点(チームは10―8で勝利)。雪辱を期す右腕の言葉は、力強かった。
「チームは勝ちましたけど、自分はいい仕事ができなかったので、しっかりやり返したいという思いは強い。自分のやれることは一球一球投げ切って、抑えて、試合を作っていくこと。そこを大前提に攻めていきたい」
4月終盤で3連勝を飾り、首位・巨人とは2・5ゲーム差の2位。3日は小川にとっても大事な一戦だ。今季は4試合に登板し、0勝2敗、防御率5・68。降雨の影響などで登板がずれ込み、4月20日の中日戦(バンテリンドーム)以来、中12日となるマウンドで今季初勝利を目指す。