1月に脳梗塞を発症して闘病中の落語家、三遊亭円楽(72)の最新リハビリ映像が1日放送の日本テレビ系「笑点」(日曜後5・30)で放送された。この日、笑点メンバーは円楽さんのカラーである紫の着物で登場。司会の春風亭昇太(62)が大喜利コーナーの冒頭で「円楽さん、見てますか? 円楽さんから映像が届いています」と紹介し、4月8日に撮影した映像を公開した。
マスク姿の円楽は闘病生活でかなり痩せていたが、つえをつきながら歩く姿を披露。メンバーが「すごい」と驚く中、林家たい平(57)は「全然、(林家)木久扇師匠よりちゃんと歩けてる」とツッコみ、笑いが起きた。
さらに円楽はつえなしで歩き、ピースサインでアピールすると観客から温かい拍手が。懸命にリハビリをする姿にたい平は「頑張ってらっしゃる」と脱帽していた。映像が終了すると、昇太が円楽のメッセージを代読。「『ご覧の通り今、一生懸命リハビリをしています。俺が戻ったら司会はこうやるんだってのをちゃんと見せますからね。ご期待ください』」と復帰する意欲にみなぎらせた。
円楽は1月25日に脳梗塞で入院し、2月18日に所属事務所が公式サイトで夏までの活動休止を発表。2018年に初期の肺がん手術を受け、19年7月に脳腫瘍が見つかったが、克服してきた。