(セ・リーグ、中日4―2広島、7回戦、中日5勝2敗、30日、バンテリンドーム)中日は八回に追いつかれるもすぐさま勝ち越し、連敗を「3」でストップした。試合後の立浪和義監督(52)の主な一問一答は以下の通り。
-―粘り勝ちで連敗ストップ
「松葉が何とか五回まで粘って(4安打無失点)。勝ちをつけられれば一番良かったですけど。もちろんこういうこともありますけど、そのあとにすぐ点を取れたのは一つ、良かったかなと思います」
――追いつかれた八回に加藤翔が今季初安打で試合を決めた。練習で監督自ら指導する姿もあった
「左打席を指導したんですけども、打ったのは右打席で…。左の方が打撃はいいというのは頭にあったんですけども、塹江投手の速い球を見事に、お手本のようなセンター前を打って、素晴らしい活躍をしてくれました」
――打順は1番から鵜飼、岡林、石川昂らを組み替えた
「きのう(29日)打てなかったんですけど、打てないのであれば、将来楽しみな選手をどんどん早い打順に入れて、うまくいかないことも多いと思いますけど、その中でも必死に結果を出す姿を見ていきたいなと思います」
――八回無死一塁で高橋周に送らせず、ヒッティングでつながった
「1点を奪えばいいわけなので迷ったんですけど打たせて、幸いに(左前打が出た)。そのあと木下もバントをしっかりと決めてくれましたしね。あとから出た選手、アリエル(・マルティネス)であったり加藤翔であったり、非常にいい役割を果たしてくれたと思います」
――仕掛けていこうと決めていた?
「決めていたというよりは、悪いときはどんどん、待っていてもなかなか点も入らないですし、動いていかないといけないと思っていますし、そのへんは常に、バントで送らないのであればエンドランでも何でも、得点圏に走者を送りたいというのはあります」
――福留が中犠飛で初打点
「当たり自体はよかったんですけど(落下点が)前だけども、(三塁コーチャーの)大西コーチがよく、ギャンブル気味で。いい球が(ホームに)かえってきたんですけど、たまたま(捕手・坂倉が)弾いてくれて。孝介(福留)にもあの1点というのは非常に大きいのかなと思います」