煙充満の部屋から住人救助 町内会長「訓練役立った」 大阪・旭区

産経ニュース
井上健二署長から感謝状を受け取る北野修一さん(右)=大阪市旭区
井上健二署長から感謝状を受け取る北野修一さん(右)=大阪市旭区

火災が発生したマンションの部屋から男性(74)を救出したとして、大阪府警旭署は大阪市旭区の建具職人、北野修一さん(72)に感謝状を贈った。地元町内会の会長を務めており、定期的に参加していた消防訓練で教わった救助方法が役立ったという。「住人さんが助かってよかった」と話した。

異変に気付いたのは3月28日午前11時ごろ。地元の集会所の外に出ると、向かいのマンション2階から白煙が上がっていた。「消防車のサイレンは聞こえない。初期消火ができるんじゃないか」と思い、すぐにマンションに向かった。

部屋の前に着くと、玄関ドアにそっと手のひらをおいた。燃え盛る炎で熱くなると聞いたことがあったからだ。「大丈夫そうだ」。だが、開扉するや感じたことのない熱風にさらされた。

室内は煙が充満し、部屋の奥では火柱。それでも冷静だったという。廊下で倒れていた男性を見つけると、煙を吸わないように中腰のまま男性の襟元をつかんで外に引っ張り出し、到着した救急隊員に引き継いでその場を離れた。男性は気道熱傷を負ったが、命に別条はなかった。

「考えるよりも前に体が動いていた」と北野さん。迅速な判断ができた理由は「地域の消防訓練のおかげ。消防隊の人から現場でどのように救出するかレクチャーを受けた。それが役に立ちました」と振り返る。知人からは「むちゃをするな」と言われるが、同じような現場に立ち会えば「体が反応してしまうでしょうね」と笑った。

一方、府警豊中南署は自殺しようとした10代の少女を助けたとして高齢女性3人に感謝状を贈った。そのうち、大阪府豊中市の無職、小畑綾子さん(86)は「若いときは思い悩むこともあるだろう。当然のことをしたまで」とコメントした。

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