立民新ポスター「生活安全保障」 険しい党勢回復

産経ニュース
参院選向けのポスターを発表の会見を行う立憲民主党の泉健太代表=25日午後、国会内(矢島康弘撮影)
参院選向けのポスターを発表の会見を行う立憲民主党の泉健太代表=25日午後、国会内(矢島康弘撮影)

立憲民主党の泉健太代表は25日の記者会見で、夏の参院選に向け、「生活安全保障」と銘打った新しいポスターを発表した。課題の知名度不足を克服するための工夫をちりばめたが、24日投開票の参院石川選挙区補欠選挙で大敗を喫するなど、低迷する党勢回復に向けた道のりは険しい。

泉氏は「生活安全保障」のキャッチコピーについて、「さまざまな安全保障について生活者目線から政策を打ち出していく」と強調した。

これまでは泉氏ら中枢幹部4人が写ったポスターを使用してきた。今回は泉氏のみが大写しになっており、会見に同席した逢坂誠二代表代行は「政治家・泉健太の顔を覚えてもらうのが目的だ」と説明した。

泉氏にとっては選挙の顔としての知名度アップが不可欠となる。代表就任後初の国政選挙となった石川の補選で、立民候補は自民党候補の3分の1も得票できなかった。泉氏は「保守の強い石川で候補者を擁立したのは大きな前進だ」と強弁したが、ベテラン議員は「いくらなんでも負けすぎだ。物価高について政府批判を展開するといった戦略もなかった」と批判した。

戦略があったとしても勝利につながるかは見通せない。日本維新の会の本拠地である参院大阪選挙区をめぐり、立民は党候補を支援する特命担当に維新批判を展開する菅直人元首相を任命した。しかし、東京選出の菅氏の参戦について、維新関係者は「奇策だ。全国的にアンチも多いので逆にありがたい」と余裕の表情で語る。

立民は参院選比例代表で用いる党の略称を「民主党」とすることも決めた。国民民主党など他党に「民主党」票を総取りされることを警戒したもので、なりふり構っていられない現状がうかがえる。(沢田大典)

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