ドクター和のニッポン臨終図巻

宗教評論家・ひろさちや 仏教の教え熟知し散骨希望 「お墓は不要、遺骨は抜け殻に過ぎない」

zakzak

僕は香川県善通寺市生まれです。空海さんと同じ土地で生まれたことも手伝って、若い頃から仏教に興味を持ちました。人はなぜ生き、なぜ死ぬのだろう…医者として幾千もの生死に立ち合ってきましたが、理不尽な死に出会えば出会うほど、答えがわからなくなる。そんな暗闇に迷い込んだとき、そっと開くのはいつもこの人の本でした。

仏教の教えを、わかりやすい言葉で日本人に伝え続けた、宗教評論家のひろさちやさんが4月7日、都内の自宅で亡くなりました。享年85。死因は、肝臓がんとの発表です。

肝臓がんでも自宅で最期を迎えられるの? と思われた方もいるかもしれません。もちろん答えは「イエス」です。

肝臓がんは、かなり進行するまで自覚症状がない場合が多いです。しかし末期になると、骨やリンパ節などに転移し、さらに肝機能が著しく低下するため、全身倦怠(けんたい)感、体重の減少、黄疸(おうだん)、肝性脳症、そして腹水といったさまざまな症状が現れます。

腹水が溜まるようになったら在宅医療は無理なのではと心配するご家族もいます。しかし腹水は、病院で大量の点滴を行ったことが原因で大量に溜まってしまう場合がほとんどです。一生懸命に抜いてもそれ以上の点滴をしていたらまた溜まります。お腹がパンパンになって苦しそうに自宅に帰って来る人がいます。在宅では抜くことはなく、上手に利尿剤を使いながら、自然な脱水を見守り腹水が減るのを待ちます。抜かずにQOLを取り戻すことが可能なのです。

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