前立腺の最新医療

前立腺肥大症に 薬ない手術ない「ウロリフト」 性機能も守られ、再び尿道が狭まる再狭窄は約1割

zakzak
頻尿、残尿感などトイレの悩みを抱える男性は多い
頻尿、残尿感などトイレの悩みを抱える男性は多い

前立腺がんの診断・治療法が進展していることを前回まで紹介した。一方、良性の病気「前立腺肥大症」でも、今年3月、画期的な治療法が保険適用になっている。その新しい治療法「UroLiftシステム」(以下、ウロリフト)をご紹介したい。

まず、前立腺肥大症の現状について、東京慈恵会医科大学泌尿器科の古田昭准教授は、こう指摘する。

「前立腺肥大症は、良性疾患とはいえ、大きくなった前立腺によって尿道が圧迫され、排尿困難、頻尿、残尿感、膀胱(ぼうこう)への悪影響など、さまざまな支障をきたします。しかし、多くの人は我慢して治療を受けていないと考えられます」

古田准教授は5年前に渡米し、米国で開発された「ウロリフト」を治療現場で見学してきた。今年3月からの保険収載を受けて、ウロリフトによる最新の医療機器での本格的な治療を開始する。

「薬の服用で症状を改善する方も多いのですが、薬を飲むことへの抵抗感や、手術を受けたくない方もいます。『ウロリフト』は、そういった方々の選択肢になると思います」

前立腺肥大症の薬は、圧迫された尿道をひろげるためにさまざまな種類があるが、100%効くとは限らない。排尿困難や残尿がひどい場合には、前立腺をくりぬくように切り取るホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)などの手術法も確立されている。

だが、手術は数日から1週間程度の入院が必要になるだろう。ウロリフトはそういった負担が極力少ない。局所麻酔で、特殊な医療機器により前立腺を4カ所止めて尿道を広げるだけ。所要時間は20分程度のため、海外では外来の日帰り治療で行われるケースが多い。

「薬や手術には、性機能障害の副作用がありますが、ウロリフトは0%。8年前からウロリフトを導入している米国では、人気が高まっています。性機能障害を避けるために治療を受けていなかった人が、ウロリフトを受けているようです」

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