アイスダンス小松原夫妻インタビュー 次の4年は「リミットレス」

産経ニュース
北京冬季五輪で演技する小松原美里(右)、小松原尊組。4年後へ「リミットレス」の精神で挑む=北京(共同)
北京冬季五輪で演技する小松原美里(右)、小松原尊組。4年後へ「リミットレス」の精神で挑む=北京(共同)

フィギュアスケートは2022年北京冬季五輪シーズンの幕を閉じた。北京五輪団体戦で日本の銅メダル獲得に貢献したアイスダンスの小松原美里、小松原尊組(倉敷FSC)が産経新聞のインタビューに応じ、初出場の五輪で感じたことなどを語った。4年後のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪へ向けては、限界を定めない「リミットレス」をキーワードに掲げ、さらなる飛躍を誓った。(運動部 久保まりな)

--北京五輪終了時にすでに26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪出場への意欲を見せていた。現役続行の気持ちはすでに固まっていたのか

美里「北京冬季五輪の最終選考を兼ねた全日本選手権が12月末にあり、五輪の直前だった。五輪には出られるか出られないか分からなかった。五輪に出られなかった場合にどうするかを(尊と)2人で話していて、『(それでも現役を)続けたい』との思いで一致した。五輪の前の段階でスケートが楽しいことに気づいたので、(現役続行は)決まっていた」

--北京五輪から2カ月がたった。改めて感じることはあるか

美里「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、約2年弱の間、拠点のカナダに帰ることができなかった。その中では、よく頑張ったと思う。次の4年間を考えると、早くカナダのコーチのところに帰りたい。もっとハイレベルな選手になりたいと思う」

尊「次の4年間は、もっと踊りたい気持ちが強い。アイスダンスは、ダンスも入っているので」

--五輪では、団体戦で日本初の銅メダル獲得に貢献した。反響は

尊「2人とも五輪出場という子供のころからの夢をかなえることができた。チームジャパンとしてみんなと頑張ることができた。個人戦では、もっと頑張らなければいけないと感じた」

美里「地元の方々がすごく喜んでくれた。出身の(岡山県)備前市から市民栄誉章をいただいたり、岡山県の県民栄誉賞を受賞したりした。お祝いしてくださる人がいて、頑張っていてよかった。ただ、五輪で悔しい思いもしたので、気持ちは次に向かっている」

--何が一番悔しかったか

美里「五輪の選考ではライバルといわれる村元哉中(かな)選手、高橋大輔選手たちと争っていた。大差をつけて私たちが五輪に行ったわけではなかった。村元選手、高橋選手が良かったという方もいれば、小松原組で良かったと言ってくださる方もいた。代表に選ばれたなら、ベストを尽くし、ベストな成績を残したいと思っていた。自分たちができることはやったと思うが、結果的にベストな成績や点数ではなかった。個人戦ではフリーに進みたかったので、悔しい」

尊「団体戦で勝った組にも、個人戦では負けてしまっていた」

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