米大リーグ、カブスの鈴木誠也(27)が開幕第2週の週間MVP(11~17日)に選出されたことを受け、SNSには現地のカブスファンから祝福メッセージが殺到した。
米大リーグ機構は現地時間18日、ナ・リーグの週間MVPに鈴木を選出。プロ野球の広島から移籍1年目で、日本選手が新人で4月に選ばれたのは、2018年のエンゼルスの大谷翔平以来となった。
鈴木は6試合に出場して17打数7安打、打率.412、2二塁打、3本塁打、5打点、出塁率.546の好成績をマーク。12日のパイレーツ戦ではメジャー移籍後初のマルチ本塁打を記録した。
受賞を受け、カブスの公式ツイッターやインスタグラムでは、「ナ・リーグ週間MVPおめでとう!」と画像を添えて祝福。目の覚めるような活躍ぶりにフォロワーは、「まず一つ目のMVP」「十分に値する」「彼を獲得した(カブス球団社長の)ジェド・ホイヤーは満塁弾を打ったようなもんだ!」などと興奮している。
この日(日本時間19日)のレイズ戦でも第2打席に左中間へ安打を放ち、メジャーデビューから9試合連続安打として、07年に岩村明憲(デビルレイズ)が記録した日本人記録に並んだ。現地のファンはここまでの活躍ぶりに「毎試合のようにヒットを打っているぜ」「まだまだこれから」「ダイヤの原石を見つけたかもな」などと満足しているようで、なかには「オレの中ではすでに最優秀新人賞が見えている」「そのうちナ・リーグのシーズンMVPを獲るだろう」「ぜひシカゴ市長に!」などとさらなる飛躍を期待する声も集まっている。