サッカーコラム

伊藤洋輝の招集はあるか? 日本代表が6月に4試合を実施

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伊藤洋輝
伊藤洋輝

【No Ball、No Life】今年11月21日に開幕するカタールW杯の組み合わせ抽選が終わり、日本代表はドイツ、コスタリカ×ニュージーランドの勝者、スペインと対戦することになった。万全の準備を整えて本大会を迎えたいが、どこの国も同じで代表には限られた強化期間しかない。

FIFA(国際サッカー連盟)はインターナショナルウィンドウを設けており、5月30日(月)~6月14日(火)、9月19日(月)~27日(火)となっている。前者では最大4試合、後者では最大2試合のマッチメイクが可能となる。実際、対戦相手は未発表だが、日本代表は6月に国内で4試合を予定している。

6月2日(木)北海道/札幌ドーム、6日(月)東京/国立競技場、10日(金)兵庫/ノエビアスタジアム神戸、14日(火)大阪/パナソニックスタジアム吹田となっている。このシリーズには最終予選を戦った選手を中心に、フレッシュな選手を招集して底上げを図りつつ、本大会を見据えたオプション作りなどが行われることになる。理想としてはアウェイで厳しい戦いをしながら強化を進めてほしいが、新たな選手にいち早く馴染んでもらう。コンセプトを共有してもらうという側面を考えると、この国内合宿は貴重な機会となる。

すでにW杯出場権を得ている。欧州各国のリーグ戦は5月下旬で終了する。2週間で4試合を組めるインターナショナルウィンドウである。こうした事実を踏まえると、招集できる選択肢がこれまでより広いと考えていい。対戦相手の発表とともに、メンバー発表がいまから待ち遠しい。

負傷から復帰した古橋享吾(セルティック)はもちろん、左利きで守備的なポジションを複数こなせる伊藤洋輝(シュツットガルト)。ベルギーで経験を積んでいる林大地、原大智、橋岡大樹(いずれもシントトロイデン)など、リストアップされているだろう選手は数多い。国内をみても、山田寛人(C大阪)、細谷真大(柏)、樋口雄太(鹿島)など、よいパフォーマンスをみせているフレッシュな選手が多い。J2では小川航基(横浜FC)が10試合10得点とゴールを量産し、違いをみせている。さらには、松木玖生(FC東京)、チェイス・アンリ(シュツットガルト)という高いポテンシャルを持つ選手もいる。

準備期間は短く、試合数にも限りがある。対戦相手が決まり、いろいろとシミュレーションするとさまざまな選手の顔が浮かんでくる。おそらく、多くのサッカーファンが同じように志向しているのではないだろうか─。もし、W杯出場権を逃していたら、この恒例行事はなかった。そうならなくて、ホントに良かったと切実に思っている。(飯塚健司/フリーランスライター)

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