国内女子ゴルフ・KKT杯バンテリンレディス最終日(17日、熊本・熊本空港CC=6428ヤード、パー72)植竹希望(23)=サーフビバレッジ=が、通算8アンダーで並んだ吉田優利(22)=エプソン、西村優菜(21)=スターツ、小倉彩愛(21)=明治安田生命=とのプレーオフを6ホール目で制し、ツアー初優勝を挙げた。
18番(パー5)でのプレーオフ1ホール目、吉田、植竹は2オンに成功。小倉はグリーン奥からのアプローチをピン10センチに寄せ、それぞれバーディー。西村はパーで脱落。2ホール目で吉田、植竹が4メートルを沈めてバーディー、小倉が脱落。2人の戦いになり5ホール目まで決着がつかず。6ホール目で、吉田のパーに対し、植竹が1・5メートルを沈めてバーディー。激闘を制した植竹が、1998年度生まれの「黄金世代」10人目Vで、初めて頂点に立った。
通算7アンダーの5位には小祝さくら(24)=ニトリ、さらに1打差の6位には藤田さいき(36)=チェリーゴルフ=が入った。