往年の名車を中心にした自動車の見本市「オートモービル カウンシル2022」が17日までの3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された。
テーマ展示では、「ランボルギーニ・カウンタック LP400」など4台のスーパーカーを展示。年式は1968~76年で、70年代のスーパーカーブームを牽引した名車が揃った。
ホンダは、同社が世界的な自動車メーカーになる契機をつくった小型車「シビック」の初代モデルを展示。72年式で、50年間の累計世界販売台数は2700万台以上という。マツダは、同社独自のロータリーエンジンを搭載した「コスモスポーツ」などを出展。日産自動車のスポーツカー「フェアレディZ」の歴代モデル4台も展示された。
7回目の開催で、「我が国に成熟した自動車文化を創成する」がコンセプト。主催者側の男性は「例年と比べて若い入場者が多い。スーパーカーブームを過ごした世代を親に持つ子供が来てくれたのかもしれない」と話した。