バスケットボール女子・Wリーグのプレーオフ決勝は16日、東京・国立代々木競技場で2戦先勝方式の第1戦を行い、14季ぶりの優勝を目指す富士通は逆転でトヨタ自動車に敗れた。
第1クオーター序盤から速攻で流れを奪い、リードした富士通。10点差で前半を終えると、第3クオーター終了時でも7点差をつけていた。しかし第4クオーターは序盤に追い上げられて同点とされると、中盤にはチャンスでのシュートミスが何度も続き、逃げる機会を失った。
「この負けはつらい。接戦で、もう少し簡単に点を取れないと苦しい戦いになる」と肩を落とすBTテーブス監督。
69-70とされた場面では、相手ファウルで得たフリースローを町田瑠唯が2本とも外す場面も。司令塔は「大事なところでの私のイージーシュートやフリースローを決めきれなかったのが負けにつながった」と振り返り、「明日は切り替えたい」と第2戦に気持ちを向けようとしていた。