「ブラック校則」見直し拡大 髪形、下着の色指定…

産経ニュース

社会常識に照らして合理性に乏しい「ブラック校則」の見直しが全国の公立高などで進んでいる。やり玉に挙がったのは「髪形」や「下着の色」などで、40~50年前から固定化した項目が目立つ。ただ校則の規定は各学校に委ねられており、改善度合いには地域差もみられる。専門家は「行き過ぎた校則は子供の主体性を奪う」として、学校現場の変革を促している。

高校を中心とした東京都立学校196校では今月、サイドを短く刈り上げた髪形「ツーブロック」の禁止や下着の色の指定など5項目の校則が撤廃された。他に対象となったのは、髪の毛を一律に黒く染める▽校内別室ではなく自宅での謹慎▽「高校生らしい」など曖昧な表現での指導-。

都教育委員会が昨年4月、生まれつきの髪色や癖毛の有無などの「地毛証明書」の任意提出を加えた6項目について、全都立学校に自己点検を要請。全日制・定時制など計240課程のうち、延べ216課程で該当する校則があった。

各校で教職員や生徒、保護者らがこれらの校則の必要性を議論し、5項目については全廃を決定。一方、地毛証明書は生徒や保護者からの要望で、20課程で残されることになった。

福岡県でも昨年4月、全日制の県立高93校を対象に、東京都で検討された6項目のほか、「ポニーテールの禁止」といった校則の有無を調査。43校と最も多かったのがツーブロックの禁止で、ポニーテールの禁止も14校あった。

地毛証明書は今年3月までに全廃されたが、ツーブロックの禁止は21校で継続。そのうちの1校は「高卒で就職する生徒が多い。会社によっては評価が悪くなる可能性があり、就職試験にふさわしい髪形ではない」と理由を話す。

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