ウエスタン・リーグは14日、阪神で新型コロナウイルス感染者が出た影響によりチーム編成が困難なため、15~17日のソフトバンク―阪神3連戦(タマホーム筑後)の中止を発表した。この日予定されていた阪神―中日(鳴尾浜)も中止となった。
阪神では藤浪、伊藤将、江越が陽性判定を受け、濃厚接触者の疑いがある山本、馬場も出場選手登録を外れた。代わりに植田、尾仲、加治屋、石井が1軍昇格。2軍はけが人も多く、前日13日の中日戦(鳴尾浜)は捕手登録の長坂らがDHや外野、一塁を守り、出場可能な野手がギリギリの9人で行っていた。
この日、平田勝男2軍監督(62)は鳴尾浜での全体練習後に取材に応じ、4試合が中止になったことについて「しようがないね。きょうは森木が投げる予定だったけど、その辺はまた、来週も(2軍戦)あるんで。どういうところでどういうチャンスができるか、これからもどういう状況になるのかわからない。そのために、われわれファームもしっかり準備する」と話した。16、17日はシート打撃を行い、負傷離脱していた原口や陽川が参加する予定となっている。