横峯さくらがママVへ 「耐えましたね」と6位好発進 実に8年ぶりノーボギー/国内女子

サンスポ
初日6位タイで終了した横峯さくら=熊本空港CC(撮影・中島信生)
初日6位タイで終了した横峯さくら=熊本空港CC(撮影・中島信生)

KKT杯バンテリン・レディス第1日(15日、熊本県熊本空港CC=6499ヤード、パー72)昨年2月に第一子の長男を出産し、〝ママでもV〟を目指す横峯さくら(36)=エプソン=が3バーディー、ボギーなしの3アンダー69で回り、首位と3打差の6位と好スタートを切った。

傷心の横峯が意地を見せた。3バーディーを奪い、粘りのゴルフでボギーは打たない。首位と3打差の6位発進。ちょっぴり留飲を下げた元賞金女王は笑みを浮かべた。

「耐えましたね。久しぶりのノーボギーがすごくうれしかった」。6番(パー4)で4・5メートルを沈めて最初のバーディー。その後はラフとバンカーを渡り歩いた11番(パー5)などピンチの連続をしのぎ、残り115ヤードをピンそば30センチにつけた15番(パー4)からの2連続バーディーでスコアを伸ばした。

「こてんぱんにやられました。行って良かった、と言いたいけど、疲れただけ。これじゃ戦えないと思った」

2週前の海外メジャー「シェブロン選手権」に出場したが、通算5オーバーの94位で予選落ち。昨年2月に長男・桃琉(とうり)君を出産し、産休制度を利用して挑んだ3年ぶりのメジャーも厚い壁にはね返された。国内ツアー通算23勝など積み重ねてきた実績だけでは通用しない厳しい現実。現地では約7年間、保持してきた米ツアーの出場資格を返上する手続きも済ませたという。

「早く優勝したいと思っていたけど、一からやり直さないといけない」。産休から復帰した昨年6月に主戦場を日本ツアーに移すことを表明し、今回の最終決断。腹をくくって臨んだ帰国初戦だっただけに、2014年「大王製紙エリエールレディス」最終日以来、実に8年ぶりとなるボギーなしラウンドの喜びは格別だった。

次週の「フジサンケイレディスクラシック」初日の22日が8回目の結婚記念日。永久シード(通算30勝)を目標に掲げるママさんプロが、05年にツアー初優勝を果たした熊本で復活ののろしを上げる。(臼杵孝志)

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