井崎脩五郎のおもしろ競馬学

春のGⅠは「8」がキーワード

産経ニュース
ダンテスヴュー=4月13日、栗東トレセン(岩川晋也撮影)
ダンテスヴュー=4月13日、栗東トレセン(岩川晋也撮影)

「皐月賞でダンテスヴューを買いたいんですけど、どうですかね?」。競馬風俗研究家の立川末広にそう聞かれた。

ダンテスヴューかあ。

ちょっと苦しいかもなあ。

ダンテスヴューはデビュー以来、4戦して以下のような成績。

〈月・日〉

8・15 新馬    2着 460キロ

10・2 未勝利   1着 458キロ

11・20 東スポ杯  4着 458キロ

2・6 きさらぎ賞 2着 452キロ

前走は2カ月半の休養をとっての出走だったが、馬体の成長は見られず、体重が6キロ減っていた。結果は2着。

こんなふうに、「休み明けの前走、体重が減っていたうえに負けていた」という馬は、皐月賞の成績があまりよくないのだ。

グレード制がスタートした1984年以降に該当馬が51頭いるのだが、その成績は【0・3・2・46】と全敗なのである。

2着に来た馬が3頭いるが、これらはいずれも重賞レースを勝っていた。

その点、重賞0勝のダンテスヴューは、巻き返しが難しいかもなあ。

「立川君、なんでダンテスヴューを買いたいの?」

「3月の高松宮記念を勝ったのが8番人気、続く大阪杯も8番人気、続く先週の桜花賞はゼッケン8番が勝って…」

「今年の春のGⅠレースは〝8〟がキーワードだって、みんな言ってるよな」

「だから、ダンテスヴューは、去年の8月に8番ゼッケンをつけてデビューしている点で、要注意かなと思って」

なるほど、そういうことだったのか。

こういう話を聞くと、ダンテスヴューを買ってみたくなるが、オカルト馬券というのは得てして、「な~んだ」というような、もっと簡単な決まり方をすることが多いからなあ。

例えば-。

皐月賞の結果が電光掲示板に出て、1着が「2」、2着が「4」。

なんだ、「2×4」で「8」じゃんというような。とりあえず、馬連②④を買ってみるかな。(競馬コラムニスト)

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