関西オープンゴルフ選手権第2日(15日、兵庫・よみうりCC=7180ヤード、パー71) アマチュアの蝉川泰果(たいが、21)=東北福祉大4年=が6バーディー、2ボギーの67で回り、通算11アンダーの暫定首位でホールアウトした。
ラウンド中もリーダーボードをチェック。10番から出て、折り返した終盤の7番ではトップを争っていることも確認した。「気持ちが高ぶらないように」と落ち着けながら「ひたすら自分の目標のバーディーを取ることだけに、がむしゃらに向かっていった」と1ホールずつスコアをつなげていった。
兵庫・加東市出身で、関西オープンは2015年から7大会連続の出場。大学最終年に地元で輝きを見せ「今年はQTを受ける年。自分の中でプロで通用しないといけないと思っていた」と力を込めた。
名前の由来はタイガー・ウッズ。劇的に復活したマスターズは当然チェックし「プレーしてる姿は格好いいなと。頑張ってる姿を見ると僕も頑張りたいなと思う」と話した。小学校5年から将来の夢は「4大メジャー制覇」と掲げてきた。壮大な夢へ、21歳が飛躍のきっかけをつかもうとしている。