ただし、一般的にウェブライターの執筆費用は安めだ。筆者の相場感としては、1500文字程度の記事だとネットメディアでは数千円。そうした案件をいくつかこなし、月に3万―5万円の収入を得ている主婦や副業サラリーマンは多いようだ。
仮に1本3000円で請けたとする。記事1本を2時間で書き上げれば時給1500円だ。しかし、読みやすい原稿を書くのは、なかなか難しい。書くだけでなく、発注元からの依頼に沿う必要もある。書く時間が長くなれば、時給換算ではおいしい仕事ではない。
とはいえ、隙間時間に場所を選ばず取り組めるのは利点だ。多くの読者に記事を読んでもらえる充実感も得られる。必ずしもパソコンでなくてもいい。スマホだけで記事を書くウェブライターも大勢いる。
時給を上げるには、書くスピード感を上げるとともに、納品する原稿の質を高め、締め切りをきちんと守ること。それにより、発注側からの評価が高まり、より良い報酬の案件を依頼されるようになる。