(セ・リーグ、中日4―1阪神、3回戦、中日3勝、14日、バンテリンD)阪神は精彩を欠き、1分けを挟んで泥沼の6連敗となった。通算成績は1勝15敗1分け。
先発・桐敷が一回に阿部に右翼への2点二塁打を浴びて先制点を献上。2番手・尾仲も登板した三回に1死から3連打を許し、さらに2点を追加された。
佐藤輝をプロ入り後初めて2番に、大山を今季初の4番に据えるなど組み替えた打線も、昨季の投手2冠(防御率2・20、168奪三振)右腕・柳に三回までパーフェクトに抑えられた。六回は初めて得点圏に走者を置き、2死一、三塁で佐藤輝が打席に入ったが、結果は二ゴロ。八回も2死一、三塁で中野が遊ゴロに倒れ、ホームが遠かった。
九回は佐藤輝と近本の連打で無死一、三塁を作り、大山の中犠飛で1点を返して零封負けを阻止。ただ、8日の広島戦(甲子園)の七回から続く適時打なしは、52イニングに伸びた。