(ルヴァン杯、1次リーグA組、第4節、C大阪1-3鹿島、13日、ヨドコウ桜スタジアム)A組の首位C大阪が鹿島に1―3で敗れ、4連勝を逃して初黒星を喫した。勝ち点9のままで1次リーグ突破は次戦へお預けとなったが、先発した17歳のFW北野颯太が後半29分にゴールを決め、存在感を示した。
1次リーグ突破はお預けとなったが、敗戦の中にも光明が差した。右サイドで先発した17歳のFW北野がホームで初ゴール。この日、サポーターを最も盛り上げた。
「ジョーくん(FW上門)がボールを落としてくれると信じていた。あとは決めるだけでした」
0-2の後半29分、右サイドの崩しから中央に侵入し、左足を振り抜いた。ゴール後は一瞬喜ぶ素振りを見せたが、逆転を目指し、すぐさまボールを拾い上げに向かった。本職はFWながら、右サイドから両チーム最多5本のシュートを放ち、「FWだけじゃないところは示せたのかな。決めきるところは新たに課題になった」と悔しがった。