北米有数の自動車展示会、ニューヨーク国際自動車ショーの報道公開が13日に行われた。新型コロナウイルス禍で2020、21両年は見送られており、開催は3年ぶり。世界的な環境規制強化を背景に各社とも電気自動車(EV)を主役に据えて売り込み、EV市場の競争激化を印象付けた。報道公開は14日までとなり、一般公開は15~24日。
EV戦略で出遅れが目立つステランティスは「クライスラー」ブランドのEV試作車「エアフロー」を披露。同ブランドのフューエル最高経営責任者(CEO)は「クリーンな最新の乗り物を主要市場に投入する」と巻き返しへ力を込めた。(共同)