東方神起が5月、日本に帰ってくる。同7日から6月26日まで、全国6都市でファンクラブイベントツアーを開催。2年4カ月ぶりの有観客公演が実現する。「S+」は、ソウル―東京をオンラインで結び、ユンホ(36)とチャンミン(34)に独占インタビューを行った。その言葉には、おごらず、比べず、感謝を忘れず―という精神が宿る。「東方神起は東方神起の道を行く」。2人の向かう先はこれからも一つだ。
■chapter01 気持ちは、もう日本着
コロナ禍で来日活動を中止や延期にせざるを得なかったアーティストは多い。東方神起の最後の来日公演は2020年1月19日、日本デビュー15周年ツアー「XV」の京セラドーム大阪だった。
――ようやく日本での活動が始まります
ユンホ&チャンミン「すごくうれしいです」(と両手でパチパチ)
ユンホ「オンラインでの公演は何回かあったんですけれども、やっぱりオフラインで皆さんの前でコミュニケーションを取ることが東方神起としては一番うれしいです。コロナ禍で皆さんも僕たちもお互いに心配していた部分もあるし、待っていた気持ちもあるから、今回はさらに頑張って踊ったり話したり、早くしたいです」
チャンミン「徴兵の時に、こんなに日本に行けなくなる期間があるのかと思ったんですけれども、まさにそれくらいの期間離れ離れになり、もどかしかったです。2人のプライベートな会話でも早く日本に行ってまたライブをしたいなーってよく話をしていました。本気で2人とも思っているから、今まだ日本には着いていない状態なんですけれど、もうすでにワクワクしています」
東方神起は12年から毎年ドーム公演を行い(兵役による活動休止期間は除く)、13、18年には国内最大級の規模を誇る横浜・日産スタジアム公演を成功させた。
――ドームツアーはファンにとって年中行事。1年のスケジュールの柱がなくなり寂しかったと思います
チャンミン「毎年ドーム公演をやれたことは光栄でうれしいことです。ドームで公演することは当然なことではないと思いながら感謝の気持ちで回ってきましたが、その感謝の気持ちが倍以上になり、もっと大切で恋しくなっています」
ユンホ「僕にとっては東方神起のステージは皆さんと一緒に作っているという思いが強くて、皆さんが1年の中の大きなイベントだと感じてくださっていることに感謝します。東方神起を愛してくださっていると、今、もっと感じました」
――夢に日本のステージが出てきませんでしたか
チャンミン「2年ちょいの期間お客さんと一緒の空間がなかったので、昔のライブの映像を見ると現実感がないなーというか、逆に遠い夢を見ているような感じになっちゃって」
ユンホ「僕、この前、久しぶりに東方神起のライブツアーを全部見ました」
――全部⁈
ユンホ「はいはいはい! TREE(ツアー名)も日産も全部見ました! ファンの皆さんの温かい気、エネルギーが強くて、懐かしくて早く会いたいなと思いました。皆さんとのコミュニケーションが自然で、僕は東方神起のメンバーのひとりなんですけれども、なんか東方神起のショーはすごいなーって感じたんです」
――思わず踊ってしまったりは
ユンホ「僕は踊るというよりは、拍手をいっぱいしてました。おー、ほほほほほーって。熱いなー、熱いねー、温かいねーって」(と思い出してか、どんどんテンションがアップ)
チャンミン「ファンの皆さんの姿に感心してですね」(と補足)
ユンホ(すかさず)「これ感動しちゃうわ、ってね」