球界ここだけの話(2655)

9年連続で定着していない巨人の「1番打者問題」吉川が打破することができるか

サンスポ
巨人・吉川尚輝
巨人・吉川尚輝

巨人にとって長年の課題だった「1番打者問題」。今シーズンは始まったばかりだが、問題解決に一筋の光が差し込んでいる。12日までの16試合中、15試合に1番打者として出場している吉川尚輝内野手(27)が、リードオフマン定着の予感を漂わせている。

俊足を生かした守備が一番の売りの内野手だが、広角に打ち分ける巧みな打撃も魅力だ。3月31日のヤクルト戦(神宮)から12日のDeNA戦(那覇)まで10試合連続安打を記録。そのうち6試合で複数安打をマークしている。6日の広島戦(マツダ)では0-1の八回に値千金の逆転2ランをたたき込むなど、長打力も発揮した。

真の1番打者へ-。まだまだ道半ばだが、指揮官の理想に近づきつつある。以前、原辰徳監督(63)は1番打者像について「(相手に)嫌がられる、あるいは長打を警戒するような人を置きたい。長打がある選手は華がある。プロ野球のトップバッターには華が必要」と言及。2007年に1番打者として1シーズンで35本塁打をマークした高橋由伸を例に挙げた。

ここまで1番打者を託される左打者は、「思い切ってやることを考えて、準備だけはして試合に臨むようにしている」と泰然自若を貫く。出塁率と長打率を足し合わせた値であるOPSは・835を誇る(12日の試合終了時)。OPSとは、打席あたりの総合的な打撃貢献度を表す指標であり、数値が高いほどチームの得点増に貢献する打撃をしている打者と表す数値である。

塁に出れば、持ち前の俊足で投手にプレッシャーを与える。時には、一発で流れを変えることもできる。走力、出塁率に長打力も兼ね備え、指揮官が求める1番打者を少しずつ体現している。

昨季は、77試合で松原がトップバッターを務めたが、同一シーズン100試合以上に先発起用されたのは、2012年の長野久義(現広島)が最後。9年連続で定着しなかった〝1番打者の壁〟を吉川が打破した先に、V奪還が見えてくる。(樋口航)

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