米大リーグ、カブスの鈴木誠也は12日、ピッツバーグでのパイレーツ戦に「5番・右翼」で先発出場し、五回先頭の第2打席で右中間へ2試合連続となる先制の2号ソロを放った。さらに1-0の七回先頭の第3打席でも左翼へ2打席連発の3号ソロを叩き込んだ。試合はカブスが2-1で勝った。
鈴木の1本目は左腕キンタナに対し、フルカウントからの6球目、90マイル(約144キロ)の外角フォーシームを完璧に捉えると、打球は右中間スタンドへ飛び込んだ。飛距離は397フィート(約121メートル)、打球の速度は時速165キロだった。
2本目は2番手左腕バンダが投じた1ストライクからの2球目、92マイル(約148キロ)のフォーシームを今度は引っ張り、左翼席に運んだ。飛距離は398フィート(約121メートル)、打球の速度は時速164キロ。大リーグのホームページでは「鈴木砲2発で圧倒した」と報じた。
二回の第1打席は右飛。九回の第4打席は空振り三振。この日は4打数2安打2打点、1三振で、打率は4割1分7厘。
パイレーツの筒香嘉智は「4番・一塁」で先発し、4打数無安打1三振だった。打率は2割5分。