俳優、木村拓哉(49)が12日、東京都内で行われたテレビ朝日系主演ドラマ「未来への10カウント」(14日スタート、木曜後9・0)の制作発表に出席した。自身にとって初の学園スポーツドラマで、高校のボクシング部コーチ役。部員を演じるKing&Prince・高橋海人(23)のパンチを腹に受ける「腹打ち」を実践し、会場を盛り上げた。
高橋のボディーブローが「ドスッ、ドスッ」と鈍い音とともに5発続けて木村に炸裂(さくれつ)する。だが、鍛え上げられた腹筋はビクともしない。キムタクは「さっき食べたお弁当が(胃の中で)ちょっと上がってきた」とおどけつつも表情は涼しげだ。
「未来への10カウント」は、ボクシングの高校4冠達成後に競技を諦めて人生のどん底にいた主人公(木村)が、母校のコーチに就任して生きる希望を取り戻す物語。会見はボクシング部のリングセットで行われた。
役衣装のジャージーを着た木村は先陣を切って登場し、ロープを上下に開いて共演者を歓迎。リング上で高橋のパンチを受けるミット打ちを実践すると、司会からのむちゃぶりでトレーニングに取り入れていた「腹打ち」も披露した。