(セ・リーグ、巨人4―3DeNA、2回戦、巨人2勝、13日、那覇)巨人が逆転勝ち。1点を追う三回に丸が逆転の5号3ランを放ち、六回以降は畠、今村、鍬原、大勢がそれぞれ1回無失点の継投を見せ、リードを守り切った。原辰徳監督(63)は中継ぎ陣の踏ん張りを高く評価した。
勝負のポイントになったのが2点リードの六回。先発のメルセデスが先頭から2者連続安打を許して無死二、三塁のピンチを招くと、指揮官はここで畠を投入。「(イニングの)かなり早い段階で(ピンチに)なったところに、畠がしっかり準備してくれていた。桑田投手チーフコーチをはじめ、非常にスタッフのファインプレーだった」と、畠を好状態でマウンドに送り出した首脳陣とスタッフを称賛した。
また、適時打を浴びながらも1失点で踏み止めた畠にも「同点覚悟、的なところがあったが、1点で食い止めたのは非常に大きかった」と目を細めた。