欧州連合(EU)各国外相は11日、ルクセンブルクで国際刑事裁判所(ICC)のカーン主任検察官と会合を開き、ロシアのウクライナ侵攻を巡り戦争犯罪の疑いを捜査する検察官らへの支援を確認した。
欧州メディアによると、ドイツとオランダはそれぞれ100万ユーロ(約1億3600万円)、スウェーデンは500万クローナ(約6600万円)をICCに提供すると表明した。
会合にはテレビ会議方式でウクライナの検察官も参加し、状況を話し合った。
ICCはロシアの侵攻を含む近年のウクライナ情勢を巡り、戦争犯罪や人道に対する罪が起きている疑いがあるとして捜査を開始している。(共同)