人気グループ、乃木坂46の山下美月が、2022年度後期に放送されるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演することが12日、同局から発表された。山下は朝ドラ初出演となり、ファンは「朝ドラは流石に凄い!!」などと歓喜に沸いている。
朝ドラ第107作となる同作は、1990年代から現在を舞台に、女優・福原遥が演じるヒロイン・岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、“空を飛びたい”という夢に向かって奮闘する姿を描く。
山下は、舞の同級生、望月久留美役で出演。久留美は、幼いころに両親が離婚して父子家庭で育ち、実業団のラグビー選手だった父がけがで失職したせいで、経済的に貧しい子供時代を過ごす。舞が気にかけてくれたのをきっかけに親友になるが、舞とは対照的に堅実な看護師の道を目指すようになる、という役どころだ。
山下は同局のサイトを通じて「多くの人の朝に光を照らし続けている連続テレビ小説に出演させていただけることが決まり、今にも舞いあがりそうな気持ちです。舞に寄り添いながらも、自身の困難に立ち向かっていく久留美のたくましさに私自身が勇気をもらっています。久留美と一緒に私自身も成長し、ご覧いただく皆さんに前向きで温かい風をお届けできるよう全力で演じさせていただきます」とコメントした。