日本ハム・新庄剛志監督(50)が11日、先発ローテーションを中4日で回す構想を明かした。「今年は中4日で行かせます。しっかり球数を決めて。中4日で勝ち星を増やしたらよくない?」とした。
中4日の目的としては大きく2つある。一つは球数を限定することで、打者が投球に慣れる打順3巡目までなるべく回さないこと。もう一つは先発投手陣の登板数を増やし、選手の査定を上げることだ。
既に10日の楽天戦(札幌ドーム)に上沢が中4日で先発し、白星こそつかなかったが5回2安打無失点と好投した。年俸1億5000万円の右腕は昨季、中6日を中心に23試合に先発して12勝を挙げた。中4日で回れば、登板数は大幅に増える。BIGBOSSの構想のもと、フル回転でBIGDREAMをつかむ。(箭内桃子)