プロボクシングWBA、IBF世界ミドル級王座統一戦(9日、さいたまスーパーアリーナ)で敗れた村田諒太(36)=帝拳=に11日(日本時間12日)、WBAのヒルベルト・メンドサ会長(51)=ベネズエラ=から再起を期待する手紙が届いた。帝拳ジムが12日、公表した。
村田はWBAスーパー王者としてIBF王者のゲンナジー・ゴロフキン(40)=カザフスタン=と闘ったが、9回TKO負け。進退については「ゆっくり休んでから考えます」と態度を保留している。
手紙で同会長は「ゴロフキンとの闘いで世界に勇気、経験、力強さを示したことを心から祝福する。あなたは戦士であり、紳士であることをリングでもう一度証明した」などと村田を称賛。「ムハマド・アリ、マイク・タイソン、そして多くの偉大なボクサーが倒れ、再び起き上がった。私はあなたがはるかに強い力で戻ってくると確信している」などと再起を促した。