ロシアの軍事侵攻で苦しむウクライナの子どもたちを支援するため、東京都港区の有名レストラン「NARISAWA」のオーナーシェフ成沢由浩さん(53)らが11日、店頭で募金を呼びかけ、応じた人に特製のおにぎりを配った。ウクライナからの避難者も活動に参加した。
1000円以上の寄付と引き換えに、店で当日朝に作ったおにぎりを竹の皮に包んで配布した。集まった全額を日本ユニセフ協会の「ウクライナ緊急募金」に送る。成沢さんは「想像を絶することが起きている。日本からも支援の気持ちを表したい」と話した。
おにぎり作りには、2週間前に日本に避難してきた外国語教師、ボロティナ・マリーナさん(35)も参加。「ウクライナを少しでも助けたい」と訴えた。
募金活動は、国内外で和牛料理店を展開する「WAGYUMAFIA」グループの創設者兼オーナーシェフの浜田寿人さん(44)と企画した。