中国新車販売が3カ月ぶりマイナス コロナ禍で悪化

産経ニュース
中国で開かれた上海国際モーターショーの中国メーカーのブース=昨年4月(三塚聖平撮影)
中国で開かれた上海国際モーターショーの中国メーカーのブース=昨年4月(三塚聖平撮影)

【北京=三塚聖平】中国自動車工業協会が11日発表した3月の新車販売台数は、前年同期比11・7%減の223万4千台だった。前年実績を下回るのは昨年12月以来3カ月ぶり。中国各地で新型コロナウイルスが流行し、事実上のロックダウン(都市封鎖)に踏み切る大都市が相次いだことが響いた。

中国は「ゼロコロナ」政策の下で、厳しい移動制限により感染拡大を徹底的に押さえ込む方針をとる。それによりサプライチェーン(供給網)や、消費が打撃を受けている。

内訳では、乗用車は0・6%減の186万4千台、商用車は43・5%減の37万台だった。電気自動車(EV)などの「新エネルギー車」は、約2・1倍の48万4千台で、中国政府の後押しを背景に伸びが続いた。

同協会は、国内で感染拡大が起きていることで「下押し圧力が増している」と指摘した。日系自動車大手4社の中国市場における3月の新車販売も、ホンダ、日産自動車、マツダの3社が前年実績を大幅に下回っている。

中国経済をめぐっては、ウクライナ問題も影を落とす。中国国家統計局が11日発表した3月の工業品卸売物価指数(PPI)は、前年同月比8・3%上昇した。伸び率は前月から0・5ポイント縮小したものの、石炭や石油などエネルギー関連の上昇により高水準が続く。前月比では1・1%の上昇で、ロシアのウクライナ侵攻を受けた資源価格高騰の影響が注視される。

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