カブス4-5ブルワーズ(10日、シカゴ)米大リーグ、カブスの鈴木誠也外野手(27)が「5番・右翼」で出場し、メジャー初本塁打となる1号3ランを放つなど3打数1安打1四球。米メディアによればカブスの新人選手が開幕からの3連戦で6打点を挙げたのは1900年以降の現代野球史では初めて。
「チームが勝てばいいので、まず(開幕3連戦は)2試合勝てたので。きょうは落としてしまったんですけど、次はしっかりと勝てるように頑張りたいです」
一回2死一、二塁で先制の3ランを左中間へ運ぶ、メジャー初本塁打。チームは1点差で敗れ、試合後は「負けたのであまりうれしくないですね」と淡々と話した。
同じナ・リーグ中地区で昨季の地区優勝チーム、ブルワーズ相手に開幕カードを勝ち越した。投手は1戦目が昨季のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕バーンズ。2、3戦目のウッドラフとペラルタも昨季防御率2点台の好投手。さらに3人ともオールスターに選出されるほどメジャーの一線級の投手陣だ。
その投手たちを相手に3試合連続安打、さらに四球も選んだ。3戦合計で打率・375(8打数3安打)、4四球と貢献度は高い。11日(同12日)は試合がなく、12日(同13日)からは初めての遠征となるピッツバーグで2連戦を行う。パイレーツには、筒香嘉智内野手(30)が在籍している。