ラグビーのリーグワン第12節第1日は9日、埼玉・熊谷ラグビー場などで4試合を行い、3位の埼玉(旧パナソニック)は11位の浦安(旧NTTコミュニケーションズ)に31-24で逆転勝ちし、10勝2敗の勝ち点44とした。2位の東京ベイ(旧クボタ)が横浜(旧キヤノン)に21-30で敗れ9勝3敗の勝ち点44となり、勝利数で上回る埼玉が2位に浮上した。
元スコットランド代表SHグレイグ・レイドローを先発SOに据えた浦安は前半、レイドローのPGなどで10-0とリード。しかし後半に入ると、埼玉は3分にPRヴァル・アサエリ愛、5分にオーストラリア代表WTBマリカ・コロインベテが連続トライを奪い、14-10と逆転した。さらに10分にはFB野口竜司がトライを追加。21-10まで差を広げたが、浦安は21分にLOジミー・トゥポウのトライ(ゴール)で7点差に迫り、32分には元オーストラリア代表FBイズラエル・フォラウが相手タックルを外す突進でトライを加え、24-24に追いついた。その3分後、埼玉はCTBヴィンス・アソが決勝トライを奪って試合を決めた。