〈独自〉閉店の丸亀製麺、ロシア側が無断営業か 屋号「マル」に変更

産経ニュース
「丸亀製麺」のロシア・モスクワ店=提供写真(2013年撮影)
「丸亀製麺」のロシア・モスクワ店=提供写真(2013年撮影)

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、外食大手「トリドールホールディングス」(東京都)が露国内での閉店を決定した傘下のうどんチェーン「丸亀製麺」について、現在も営業が続けられていることが9日、分かった。屋号は「マル」に変更されたが、メニューやサービスは同一。同社は産経新聞の取材に「類似の名称やサービスの継続は認めていない」と回答した。同社とフランチャイズ契約を結んでいた露企業が、ブランドとノウハウを無断で使用しているとみられる。

ウクライナ侵攻では、多くの外国企業が露市場からの撤退や露国内での営業停止を表明した。しかし、露メディアによると、営業停止を決めた米ファストフード大手「マクドナルド」でも、直営店は閉店した一方、全体の20%を占めていたフランチャイズ契約の店舗の一部は営業を継続しているという。商標の不正使用に当たる恐れが強く、ロシアをめぐるビジネスリスクが改めて露呈している。

丸亀製麺は2013年、モスクワにロシア第1号店を開店。安価さやサービスが人気となり、ウクライナ侵攻前はモスクワに7店舗を展開していた。同社によると、いずれも屋号の使用や商品の提供を認める対価として権利料を受け取るフランチャイズ形式だった。

ウクライナ侵攻を受け、同社は3月上旬、露フランチャイズ企業に営業停止を打診。協議の結果、全店の閉店で合意し、同月末までに閉店を完了したという。

しかし今月、モスクワの商業施設内の店舗では、屋号は「マル」に変更されたが、天かすやネギ、お茶の無料提供などのサービスやメニューは従来通り。メニューでは「丸亀製麺」の文字が黒塗りされていたものの、内装には「丸亀製麺」と描かれたままだという。

運営会社とされる「マルフーズ」のウェブサイトによると、同社はモスクワの丸亀製麺があったのと同じ7カ所で「マル」を展開。産経新聞はマルフーズに対し、営業継続の経緯や権利関係について電子メールで問い合わせたが、9日までに回答はなかった。

  1. 値上げしてもよいと思うもの 3位「おむつ」、2位「ビール」、圧倒的1位は?

  2. ロシア軍に内部混乱か 「終末の日の飛行機」観閲中止の背景 「戦争宣言」踏みとどまるプーチン氏 「空軍内部の反発やボイコットの可能性も」世良氏

  3. さんま、上島竜兵さんに「本当に好きな芸人が一番嫌いな死に方をしたから、ちょっと腹が立ってる」

  4. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」

  5. 市から突然1300万円請求…なぜ? 年金生活の80代女性に 専門家「今後数年で同様の高額請求を受ける人は増える」