初出場の21歳、中島はオーガスタの壁にはね返された。第2ラウンドは一つもバーディーを奪えずに予選落ちし「つらくて…。こんなに難しいのか」と涙を流した。
前半で二つ落とし、12番(パー3)は第1打をグリーン奥に打ち込み、思わずしゃがみ込んだ。ダブルボギーとし「ちょっと強く入ってしまった。ほんの少しのミスがダブルボギーになる」と肩を落とした。
世界アマチュアランキング1位として臨み、日本勢では2011年の松山以来となるベストアマチュア獲得はならなかった。「挑戦は始まったばかり。この悔しい思いが一番の収穫になる」と声を震わせた。(共同)