村田諒太「恐怖ある」世界戦17連続KO防衛の怪物戦前に心境 9日ゴロフキンと『世紀の一戦』/ボクシング

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ゴロフキン戦へ向け、調整を続ける村田。緊張感が高まってきた(帝拳ジム提供)
ゴロフキン戦へ向け、調整を続ける村田。緊張感が高まってきた(帝拳ジム提供)

プロボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(36)=帝拳=が5日、IBF王者のゲンナジー・ゴロフキン(39)=カザフスタン=との王座統一戦(9日、さいたまスーパーアリーナ)に向けて報道陣の書面による質問に回答した。「恐怖もあるし、楽しみはあまりない」と、世界戦17連続KO防衛の世界タイ記録を持つ怪物と闘う素直な気持ちを明かした。

当初は昨年12月29日に闘う予定だった両選手。ファイトマネーなど20億円を超える日本ボクシング史上最高のビッグマッチとなる。新型コロナウイルスによる政府の水際対策強化の影響で一度は延期されたが、ゴングが近づいてきた。

「いよいよだな、という感じ。そして計量まで3日、やっぱり恐怖ももちろんあるし、楽しみはあまりないが、いろいろな緊張感もある」

コロナ感染予防のため直前の公開練習は行われないことになったが、村田は代わりに書面で心境を明かした。「ゴロフキン選手が相手じゃなければこういった思いにはならなかったのかなとも思う。やはりこれまで以上に緊張感は否が応でも高まる」。先月31日にゴロフキンが来日。村田は2013年のプロデビュー当時から目標とし、17年にWBA王座を獲得して以降熱望していた一戦に臨む。

この日は東京・新宿区の所属ジムでカルロス・リナレス・トレーナーとマスボクシング(軽めのスパーリング)を行うなどして約1時間半、汗を流した。2019年12月の初防衛戦後、コロナの影響で闘えていない。約2年4カ月ぶりの試合に向けて、最終調整に余念がない。

今までも試合前はボクシングに集中するため、約1カ月間は家族と離れてホテル暮らしをしてきたが、今回はコロナ感染予防を兼ねて過去最長の1カ月半以上。家族とは主にビデオ電話で連絡を取り合い、「とても励みになる」と力にかえている。

「子供の頃、自分の人生でまさか、これほど注目される舞台に立つ、こういった人生を歩めるとは思ってもいなかった」

下馬評は不利だが、夢のリングで最強の相手を倒し、世界に衝撃を与える。(尾﨑陽介)

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