サッカーコラム

ドイツ、スペインと同組、再び日本は世界を驚かせることができるか

サンスポ
森保一監督
森保一監督

【No Ball、No Life】今年11月に開幕するW杯カタール大会の組み合わせ抽選会が1日(日本時間2日未明)、カタールのドーハで行われ、日本はスペイン、ドイツと同じE組に入った。

そして翌日の3日。日本フットボールリーグ(JFL)の公式戦、「東京武蔵野-鈴鹿」を取材した。会場は武蔵野市立武蔵野陸上競技場。「武蔵野市立-」の名称ながら、最寄り駅はJR三鷹駅だった。

取材が終了し、雨の中を徒歩で三鷹駅へ向かう途中、こんな会話が耳をついた。会話の主は30歳前後の母親とサッカー少年らしい子供。

「W杯の組み合わせ、決まったのよ。もう終わり、終わりなのよ」と母親。「どこと対戦するの?」と子供。「スペインとドイツよ」「へぇー、そうなの」「そうよ、終わったのよ」…。耳障りはよくはなかったが、サッカー人気が低調気味でもW杯は注目されているんだなと感じた。

鈴鹿の元日本代表FW三浦知良(55)は、この試合でベンチ入りしたが出番はなかった。それでも試合後に取材に応じ「スペインとドイツというW杯で優勝経験のある国と対戦できることは逆に楽しみ。選手も思い切ってやれるのではないか」と目を輝かせた。

1993年に「ドーハの悲劇」を経験し、98年W杯フランス大会直前に代表メンバーから外された。37年のプロ生活の中でW杯に一度も出場したことがない。そんなカズにとってW杯は特別な舞台であり、夢でもある。

2017年12月。カズは18年6月に開催されるW杯ロシア大会の抽選会(モスクワ)に招待された。「自分のモチベーションも上がっている」と話したレジェンドは、その後、こう続けた。

「W杯で1次リーグ突破、そしてベスト16に入って1つでも多く勝つという目標を設定して、そこに向かってほしい。サッカー界もW杯で活躍して盛り上げてほしい」

その抽選会で日本はコロンビア、セネガル、ポーランドと同組になることが決定。当時は「コロンビアに勝てるわけがない」、「終わったな」、「勝てるのはセネガルだけ」など、日本の1次リーグ敗退を有力視する声が圧倒的だった。しかも、W杯直前にはハリルホジッチ監督が解任されるという異常事態も勃発。W杯直前に監督交代があった国が1次リーグを突破したことは一度もない、というデータもあった。

それでも日本は勝ち上がった。初戦でコロンビアを2-1で下して世界を驚かすと、2戦目のセネガル戦は2-2で引き分け。3戦目のポーランド戦は0-1で敗れたものの、1勝1分1敗で2位通過。決勝トーナメント1回戦ではベルギーに2-3で逆転負けし、ベスト16で終了。日本の躍進を感じさせた大会になった。

迎える11月のW杯カタール大会はどうだろう。前評判が低い方が開き直って戦えるという〝利点〟があるかもしれない。カズが言うように、強豪国と対戦できることを楽しみに変え、もう一度、世界を驚かせてほしいと願う。(宇賀神隆)

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