女子は12年のロンドン五輪で銅メダルを獲得するなど、近年の男子は押されっぱなしだったが、19年W杯では28年ぶりの4位。主力選手のイケメンぶりに人気も絶大だ。男子の日本代表戦はどの会場もほぼ完売で「この年の協会の収益は男子のおかげで大幅アップしたと聞いている」(川合会長)。
W杯などの国際大会が日本で開催されなくなったが、サッカーのキリンチャレンジカップのように単発の親善試合を国内で組み込みたい意向だ。
今年の主要大会に16カ国が参加するネーションズリーグ(6月開幕)がある。大阪が開催地のひとつ。今後の公式戦はポイント制でどの試合もパリ五輪予選に直結する。日本バレーボール界の大ピンチを救うミッションも男子代表には課せられている。 (編集委員・久保武司)