「カムカムエヴリバディ」竹村和子&木暮マスター再登場に視聴者涙「見続けて良かった」「平助さん来てたら一番泣いてた」

偕行社・楽屋にて。緊張している大月るい(深津絵里)。(C)NHK
偕行社・楽屋にて。緊張している大月るい(深津絵里)。(C)NHK

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の第108話が4日、放送され、劇中に、竹村クリーニング店の竹村和子(濱田マリ)と、ジャス喫茶「Night and Day」のマスター、木暮洋輔(近藤芳正)が登場。物語が残り4話となるなかでのサプライズに号泣する視聴者が相次いだ。

昭和、平成、令和を通じ、京都、岡山、大阪を舞台に、ラジオ英語講座とともに歩んだ親子3世代を追い、恋に仕事に不器用ながらも自分らしく生きる姿をリレー形式で描く同作。1925年に岡山市内で生まれた初代ヒロイン、雉真安子(上白石萌音)の娘として生まれたるい(2代目ヒロイン、深津絵里)は、ジャズトランペッターとして活躍していた大月錠一郎(オダギリジョー)と結婚し、京都で回転焼き屋「大月」を営んで生計を立てている。るいと錠一郎の娘、ひなた(3代目ヒロイン、川栄李奈)は高校卒業後、通い慣れた「条映太秦映画村」に就職し、忙しい日々を送っている。るいは、生き別れた安子と向き合うなかで彼女を捜すことを決意。錠一郎らと渡米したが、有力な手掛かりはつかめなかった。

この日からついに最終週となる「2003-2025」がスタート。岡山の偕行社で行われるクリスマス・ジャズ・フェスティバルの当日、会場には懐かしい顔ぶれがそろった。

ジャズ・フェスティバルで自分の歌声が安子に届くことを期待してステージに立つことを決めたるいは、出演を前に控室でガチガチに緊張していた。緊張をほぐそうとするひなたと弟の桃太郎(青木柚)に「お酒でも飲みたいわ」とこぼしていると、部屋の隅から錠一郎が呼んだ。るいは部屋の入口に目をやると、ドアの奥から和子が入ってきた。

るいはかつて、岡山から大阪に出てきたときに、ひょんなことから「竹村クリーニング」を営む平助(村田雄浩)・和子夫妻と出会った。子供がいなかった竹村夫妻は、住み込みで働くようになったるいを実の娘のようにかわいがり、るいがこの店で出会った錠一郎と結婚して京都に移り住むまで、るいの成長を温かく見守ってきた。

この日、るいは和子の顔を見ると「おばさん…」と涙。和子も「るいちゃん、るいちゃん。久しぶり…」と歩み寄り、2人は涙を流しながら抱き合った。状況がつかめず驚くるいに錠一郎が「僕が招待したんや」と説明。そのうえで「アメリカのお母さんのために歌うときに、大阪のお母さんがいてたら心強いかなあ思うて」と招待した理由について明かした。

和子は平助の体調を気遣うるいに「もう遠出は難しいてなあ…。せやけど今日のこと言うたらそらもう喜んで」と笑顔。再び大粒の涙を流するいに、和子は、平助が持たせたというきれいに折り畳まれたハンカチを差し出した。涙を拭うるいの姿に錠一郎は「泣くとは思うたけど、そんな泣かんでも…」と苦笑いを浮かべた。

すると今度は「ジョー!」と、ドアのほうから錠一郎の親友でトランぺッターのトミー北沢(早乙女太一)の声がした。トミーが押す車イスには、すっかり年老いた木暮が座っていた。錠一郎とトミーはかつて、木暮が支配人を務めるジャズ喫茶を拠点に活動。錠一郎はこの店に住み込みでトランペットの練習に励み、木暮は大量のクリーニングをるいにお願いするようになった。

錠一郎は木暮との久々の再会に思わず涙。木暮が「元気そうやなあ、ジョー」と声をかけると錠一郎はむせび泣き、トミーは「お前の方が泣いてるやないか」とツッコんだ。錠一郎はるいから渡されたハンカチで涙を拭うと、木暮の涙も丁寧に拭いた。

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