立民宮城が「ビッグ・マミー」擁立へ、8人子育ての小畑仁子県議 自民は警戒

産経ニュース
立憲民主党宮城県連が参院選宮城選挙区で擁立を決めた小畑仁子県議(左)と安住淳県連代表=4月2日午後、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台(奥原慎平撮影)
立憲民主党宮城県連が参院選宮城選挙区で擁立を決めた小畑仁子県議(左)と安住淳県連代表=4月2日午後、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台(奥原慎平撮影)

夏の参院選宮城選挙区(改選数1)をめぐり、立憲民主党宮城県連は県議の小畑仁子(きみこ)氏(44)を擁立する方針を決めた。小畑氏は医療従事経験を積み、新型コロナウイルス禍の選挙に打って付けとみられる。何より四男四女の育児と仕事を両立する現役のママだ。8人の子供を育てる女性が国政を目指すというストーリーは強力な訴求力を有し、対する自民党県連は警戒を強めている。

「働くお父さん、お母さん、医療現場の代弁者として、国政に声を届けたい。子育て最中でも政治に参加できることを知ってもらい、全国を元気にしたい」

小畑氏は2日、県連常任幹事会で党本部に上申する公認候補に選任された後、仙台市内で記者会見し、こう意気込んだ。小畑氏は看護師として20年間、同市の病院などに勤め、令和元年10月の県議選で初当選した。2~16歳の子供8人を育てながら、地方政治に関わる。

会見に同席した安住淳県連代表も「新型コロナ蔓延(まんえん)の中で医療現場の知見を有している現役バリバリのビッグ・マミー」と評し、「自民党が思いもつかない候補を出すことを考えた。業界団体を向いた自民と全く違い、庶民に目が向いた候補と確信している。十分勝算はある」と自信をのぞかせた。

小畑氏をめぐっては5日にも党本部が公認した後、県連が支援組織の連合宮城、共産党県委員会など各党と協議し、小畑氏で野党候補を一本化する構えだ。

立民県連は今年1月に設置した候補者選考委員会で弁護士やマスコミ関係者ら5人を審査してきた。小畑氏は複数の県連所属の地方議員から推薦され選考の俎上に上がったというが、8人の子供を育てながら国会活動する女性議員の存在は安住氏の記憶にもない。

小畑家の家事は多忙を極め、日に2回洗濯機をまわし、週に2、3回、買い物袋4袋を持ちスーパーに通うという。政党の都合で小畑氏の子育てがおろそかになってもいけない。

安住氏も逡巡(しゅんじゅん)したが、小畑家の「家族会議」で16歳の長男を筆頭に出馬方針が〝承認〟されたこともあり、選考委員会は満場一致で擁立を決めた。安住氏含め所属議員らも炊事や洗濯を手伝い、小畑家をバックアップするという。

〝難敵〟の登場にピリピリしているのが自民党県連だ。自民は県議の石川光次郎氏(54)と無所属の桜井充参院議員(65)が党公認を争っているが、県連幹部は小畑氏について「手ごわい相手」と漏らし、県選出国会議員も「若くて勢いがあり、8人の子だくさん。その手があったかという感じだ」と表情を曇らせる。

安住氏は周囲に、「対立構図がこれほど分かりやすくなった選挙区は他にない。8人のお母さんと、利益誘導型のプロ政治家の生き方が争点になる。自民候補はどちらであれ、業界団体の代弁者に過ぎない」とご満悦な様子だ。桜井氏が平成28年参院選で共産党を含めた野党統一候補として旧民進党から当選した後、自民党系に転向した経緯を念頭にこうも語った。

「桜井氏が出てこい。コテンパンにするよ」

(奥原慎平)

 


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