ロシア事業から撤退せず 萩生田経産相「極めて重要」

石油・天然ガス開発事業「サハリン1」の洋上施設(エクソンネフテガス提供・共同)
石油・天然ガス開発事業「サハリン1」の洋上施設(エクソンネフテガス提供・共同)

萩生田光一経済産業相は1日の閣議後記者会見で、ロシア極東サハリンでの石油・天然ガス開発事業サハリン1、2と、北極圏の液化天然ガス(LNG)事業「アークティックLNG2」について、撤退しない方針を示した。ウクライナ情勢を受けて米欧企業が撤退や新規投資の停止を表明し、日本側の動きが注目されていた。

萩生田氏は、日本側が権益を持つサハリン1、2に関し、エネルギー価格の高騰時は市場よりも安価に調達できるとして「エネルギー安全保障上、極めて重要なプロジェクトだ」と強調した。

主に原油を生産するサハリン1事業には日本政府や伊藤忠商事などが参加して権益の計3割を持ち、サハリン2には三井物産と三菱商事が出資。アーク2には政府系機関の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と三井物産が共同で権益の1割を保有している。

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